こんばんは。
今年の1月にFP3級の試験を受け、合格したので、その体験記を今更ながら書いておこうと思います。
受けることになったきっかけ
受験することを決めたのは去年の10月頃です。
その頃色々あって会社を辞めたい気持ちが最高潮に高まっていたのですが、
辞めてやる!と色々退職後のことについて調べているうちに、
「私年金や税金、社会保険について何も知らなすぎる..やばい..」となったことがきっかけです。
(ちなみに結局会社辞めずに続けています..)
会社員だと年金や税金がお給料から源泉徴収されるので、基本的なお金の知識が無くても日々過ぎていきますよね。
ということで11月の受験申込スタート日になったらすぐに申し込みを済ませて、試験勉強を始めました。
受験勉強について
勉強期間:2022年11月~2023年1月
主に休日に勉強、平日は空き時間に体力気力がある時のみ勉強。
正直好きで勉強しているわけではなかったので、自分の部屋では集中して勉強できないことが多々ありました。なのでトイレの中、台所、駅のホームなど気が散るものが少ないところで教科書をよく読んでいました。その際は○○ページまで読んだら電車に乗るとか事前に決めてました。
教材としては滝澤ななみさん「みんほし」の教科書&問題集を使用。
教科書を読んでもよく分からないところはネットで調べてました。
「みんほし」の教科書&問題集を2周した後は、FP道場さんにお世話になりました。(通勤電車でポチポチ問題解いていました。)今振り返るともっと早くFP道場していてもよかったかもと思います。
FP3級は楽勝だと言われていますが、全くお金の知識が無い人間としてはなかなか歯ごたえのある内容でした。
専門用語も多いので頭に入りづらくて辛かった。泣
特に金融資産運用が大変で大変で、いまだにこの分野に関しては理解があやふやだなと思っています。
受験日当日について
受験票が送られてくるのが遅くてやきもきしてずっといました。
受験会場は都内の専門学校です。
会場の雰囲気としては大学生ぐらいの子からお年寄りまで、幅広い年齢層の方が受けに来ていました。
例えるならば免許センターみたいな雰囲気。
試験問題数が少ないのに、試験時間がやたら長くて時間を持て余しまくりました。
暇だったので何回も何回も見直しして、学科試験は退出可能時間になったらすぐ退出。
会場にいた人のほとんども退出可能時間になると同時に退出していきました。
試験結果について
学科試験 47/60 実技試験 80/100の約8割の点数での合格でした。
点数はどうであれ受かったので嬉しかったです!
FP3級のメリット
私がFP3級の勉強をして感じたメリット3つを紹介します。
- 「税金を取られている」から「税金を払っている」に意識が変わった。
以前は給与明細を受け取るとすでに税金が引かれているので、「この引かれている税金分があればあれもこれも買えるのに...!」と嘆いていました。
FPで税金の仕組みについて学んでからは、自分の払った税金が社会でどのように運用されているかについて以前よりは想像が及ぶようになり、税金が天引きされていることに対してのもやもやした感情が薄くなった気がします。
社会の中での自分の立ち位置がはっきりした感じです。
あと税金取られてる分図書館もっと使わなきゃ!と思いました。
- 前よりも自分に自信がついた。
FPについては以前から知っていましたが、数字やら経済やらを毛嫌いしていたため、金融関係やお金の勉強なんて私には絶対できない!と思い込んでしました。
最初こそFPの勉強が苦痛でしたが、理解が進むにつれだんだんと楽しくなってきました。
経済のことなどについてもうっすら学べたので、知識が広がり自信がついた気がします。自分に対する信頼感が増しました。
- 年金、社会保険についてザックリだけど知ることができた。
これが一番大きかったです。そもそも受験の動機が会社辞めたら私どうなるんだろう、年金は保険は税金は?という不安を解消するためだったので
ちゃんと学ぶことで不安が減りました。やっぱり知識があるだけでだいぶ考え方や見える景色が変わってくるんだなと思いました。
日本って社会保障がしっかりしてるなあ、諸外国と比べるとぬるま湯みたいな国なんだろうなと感じました。(社会保障が充実している分お金に関する自衛の意識が低いんだろうなとも思いました)
不動産、相続などの分野に関しては今のところ勉強したことが実生活で役に立ってはいませんが、今後の人生のどこかで生かせる知識だとは思っています。
勉強の労力、試験日のやたら長い拘束時間などありましたが、受けてよかったです。